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2018年5月吉日、丹生都比売神社の、弘法大師を高野山に案内した白と黒の二匹の犬の伝説にちなんだ、ご神犬キャラクターデザインの審査が行われ、私も審査員の一人として、丹生都比売神社に行ってまいりました!
全国から850通ものたくさんの応募があって、とっても驚きました。
集まられた審査員の皆さんと、最優秀賞と、ジュニア賞。応募された皆さんの力作の中から選ぶのも、とっても思案どころでした。
候補作品が数点に絞られ、どのように使用するか、どこに使われるか、こう使った場合はどうか、審査員の皆さんと想像力を駆使して様々な角度から熱い討議が交わされ、審査されました。
最優秀賞に決定したキャラクターデザイン。紀州犬らしさ、愛らしさが決め手になりました。
優秀賞の作品も寄り添う二匹が愛らしく人気があって、迷いどころでした。
また、ジュニア達の作品群、これが神社の室内に並べられていたのは圧巻でした。いつまでも見ていたいくらいどの作品も魅力がありました。
ジュニア賞を取られた作品は、ご神犬それぞれがご幣や鈴を持っていて、と、お子さんとは思えない観点からデザインが魅力でした。
審査員全員一致で決まったのは、特別審査員賞。橋の下で手を取り合う二匹のご神犬。真知子巻きのように頭にかぶっているもの、腰にまとっているもの柄は丹生都比売神社に伝わる舞楽装束の刺繍の中の薔薇の花や琵琶の絵です。
こんなドラマチックな思いを絵にされるなんていったいどんな年齢のお子さんが描いたのか、後で教えていただいたところ11才のお嬢さんでした。これにもびっくりです。
最優秀賞に選ばれたサカモトハルカさん、おめでとうございました。
また、最優秀賞には届かなかったものの、受賞された皆さんも、おめでとうございました。
たくさんの皆さんの応募によって誕生した丹生都比売神社のご神犬キャラクター。末長く神様とみなさんに愛されますように!
たくさんの幸せを案内して 、みなさんの元へ運んでくれますように!
さてさて、5月の新緑萌える中、丹生都比売神社の写真を納めてまいりましたので、どうぞご覧ください。
新緑と青空に映える拝殿
何度見ても、緑の中のその佇まいにドキドキしてしまう太鼓橋
拝殿内の、丹生都比売神の祀られている第一殿側から。この凛とした空気が、丹生都比売神社らしくて大好きですね。
審査の席のご挨拶で、かつらぎ町長さんからお勧めいただいた、かつらぎ町にある近畿一の大樹「十五社(じごせ)の楠」に会いに行きました。
本幹の周りは13.5メートルあって支幹が八方に張り伸びて森のように見えるので、十五社の森とも呼ばれているのだそうです。町中の学校のそばにあるのですが、本当に見たことないくらい大きな楠でした。
丁度花が咲いていて、楠の花の甘い香りがしていました。