2011年東日本大震災によって、衣装も道具も町ぐるみ津波に流され、継承の危機に直面した「雄勝法印神楽」。しかし、町も人の心身も深く傷ついた被災直後まもなく、この郷土の宝の復興ははじまったのです。
震災翌年2012年の春から現地を取材し、その復興への歩みを記録した貴重な映像でつくられた映画作品が『雄勝法印神楽の復興』(2012年・手塚眞監督作品)です。
それから5年を経た2017年、全60時間におよぶこの貴重な記録映像から、またひとつ、新たな映像作品が生まれました。手塚眞監督と雄勝に入り、ともに映像取材を重ねた北村皆雄監督、戸谷健吾監督、このお二人によって雄勝町立浜の映像をメインに編集した映画作品、『海の産屋』です。
来る2018年6月24日(日)には、地元・雄勝町の石巻市雄勝小中学校での上映会がおこなわれます。入場は無料、北村・戸谷両監督のスペシャルトークも同時に開催されます。
◎詳細はこちら「雄勝まちづくり協会」のサイトでご覧ください。映画の美しいフライヤーもこちらでご覧になれます。
2018年の1月2日から東京東中野の「ポレポレ東中野」にて『海の産屋』が上映されたとき、1月7日の上映後に手塚眞&岡野玲子のトーク会が催されました。
そのトークの内容がたいへん詳細に◎こちら『海の産屋』公式サイトで公開されています。毎年、雄勝の祭を見まもり続けてきた二人のトーク、ぜひ、ご一読ください。