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京都、晴明神社の後ろに翼を広げて立つ鳳凰の雲。この写真をカメラに収めたのは2011年3月2日。

東日本大震災のほんの少し前、東寺を取材に行った時でした。『陰陽師 玉手匣』はまだ連載を始めたばかり。

この写真は、震災後、様々な活動や、『陰陽師 玉手匣』の連載を続けるための勇気の原動力でもありました。

漫画『陰陽師』の連載は、いつもそのような見えないところからの後押しの連続でした。

前シリーズ、漫画『陰陽師』(原作 夢枕獏氏)が完結したのが2005年。

今年完結した『陰陽師 玉手匣』(原案 夢枕獏氏)この二作を結んだのはベリーダンスをモチーフとした漫画『イナンナ』でした。

図らずも、3部作の形となった3つのシリーズ。この完了と『陰陽師 玉手匣』完結のご報告に岡野は晴明神社に正式参拝いたします。

この特別な時期の参拝を、ずっと完成を待ち、物語のいく末を見守っていてくださった読者の皆さんと、ともにシェアしたいと企画いたしました。

この企画を通じて、参加者の皆様それぞれが晴明神社の御垣内にて晴明公とのご縁を結び、遠い過去から未来へと、人と人との繋がりや見えないご縁へと、さらに世界が広がりますように。

そして、多くの人の胸の内に秘められた「玉手匣」が解き放たれますように。

西陣織会館の講演会場には、前作漫画『陰陽師』と『陰陽師 玉手匣』『イナンナ』それぞれに対応する見開きページをセレクトして展示します。

原稿の原寸大コピーの、見開きの絵から溢れるエネルギーを間近に、大江山酒呑童子の伝説から天橋立へと繋がる隠された豊穣の神の本質に迫る、漫画『陰陽師』と『陰陽師 玉手匣』物語の制作秘話をお聞きください。

2017年10月5日 岡野玲子

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