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Phantasmagoria◎ | OKANO |
いや,もうあっち(『陰陽師』)に全部出てます。私の場合ね,体力がもう限界だったから,これで助かった。これがなかったらあれ,描けなかったと思う。 |
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----このようなお話を聞くと,お二人が別の場所とジャンルで産み出されている作品が,不思議なところで響きあっているという感じを受けます。更にこのアルバムのプレリュードとして,あの『雲珠』※を聞くと,ああ,なるほどな,と思うことがあります。 | |||||
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ICHIKO |
ああ〜。 |
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OKANO |
ああ〜。 |
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ICHIKO |
あるかも。だからやっぱり繋がっているよね。あそこから。 |
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OKANO |
聴いてみたいよね。 |
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ICHIKO |
なぜかというと,やっぱり雅楽の世界って凄く強力な…強烈な世界だし,ひとつ出来上がっている世界じゃないですか。で,それを壊すわけじゃないんだけど,その存在をそのまま,現実と非現実の中に,…何ていうのかな,過去だったり,ほんとにあれが200年前だったり,例えば200年後だったりっていう「時空のやりとり」がしてみたいなっていう感じがしますね。 |
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Out Of Limit◎ | OKANO |
でも,一子さんは今回のアルバムでそれをやってる。この一曲目(『アウト・オブ・リミット』)がそうじゃない。宇宙空間と海底の,クロッシングをしてるじゃない。5000年くらいのクロッシング。 |
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ICHIKO |
ああ,そうか…そうだね,そうだね。 |
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----交差や繋がり,共鳴,と凄くコアな話題が展開されてドキドキします。そこで今まで橋本一子さんが創られてきたアルバムの流れとこの作品との関連をここでお聞きしておきたいのですが。 |
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ICHIKO |
私がこういうアルバムを創りたいという構想を持ってるということを,二年ぐらい前に手塚さん※と話をしてたんですよ。次の別世界に行くために,ひとつ,これをやんないといけないんだけどな〜っていうように。 |
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OKANO |
今までもライブではこのような作品が時々出てたんですけどね。 |
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ICHIKO |
どのアルバムにも,今までね,過去に20代の頃とか出してきたのに,必ず一曲は入れてますね。 |
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OKANO |
私はその一曲が好きだったんだよね。 |
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ICHIKO |
そう,岡野さんは大体その一曲が一番好きだというんですよ。 私もそうなんだけども,やっぱりまだ,まずビジネスとしてのアルバム作りの枠がある。それで私もいろんな事をやりたかったから,自分の芽を全部みてみないと気が済まない,現実化してみないと気が済まないっていうタイプだったので,とにかくそれを全部やりました。 結果,今までに創ったアルバム,もちろんそれは,それぞれ一枚一枚違うんだけれども,そこに必ず今回のアルバムでやったことがいつもある。そうしているうちに大体全部その当座やりたかったアプローチはやり尽くしちゃって,すると残ってるのは,結局ここだったんだって思った。 |
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OKANO |
こないだジャズのアルバム(『miles away』)出して,ファンがついたばっかりなのにね(笑)。 |
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ICHIKO |
あれはもう一枚やります。それはそれで自分では楽しいっていう。 |
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OKANO |
やっぱり肘で弾くのね(笑)。 |
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アルバム◎ 『ファンタスマゴリア』 |
ICHIKO |
肘はこっち(アルバム『ファンタスマゴリア』)でやりました(笑)。 |
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